ゆうちょをお得に使おう 2007/10/15 (Mon)

１０月１日から民営化された郵便局。
マークがちょっと変わっただけで、とりあえずあまり日常生活には関係ないのでは？と思っている人も結構いると思います。
確かに、郵便サービスなどは大きな変更点はありませんが、貯金関係、つまり「ゆうちょ銀行」部分では結構
変化しています。

例えば、振込み手数料。例えば、５万円振込みをしようと思った場合、

＜通常払い込み＞
窓口では今まで１５０円だったものが、ゆうちょ銀行では３３０円になります。
ATMでも１１０円だったのが２９０円。う～ん、きつい。

＜電信払い込み＞
こちら、オークションなどの支払いでよく使うもの。
民営化前は１万円未満は２１０円でしたが、ゆうちょ銀行では３万円未満というくくりになり、なんと手数料は一気に５２５円。ひえ～。ただし、送る側もゆうちょの口座を持っていて、口座間の振替にすれば、手数料はぐっと安くなり、窓口で１４０円、ネットを使えば１１０円。ほっ。
そして、ATMを使えば、１年間手数料無料なのです。１年後は？１１０円かなあ。

それに、あまり使ったことがないかもしれませんが、郵便局には小為替というものの取り扱いがあります。
現金の代わりに郵便で相手に送金できるものです。郵便局で、１枚１０円の手数料で作ってもらえました。作ったときに受領書がもらえますので、万一郵便事故などで相手に届かなかった場合、再発行してもらえる可能性があります。受け取った相手は、これを郵便局にもっていけば、現金化できるのです。

我が家は本籍が道外だったため、戸籍謄本を役所から取り寄せる際に使った経験があります。（これと必要事項を書いた文書を送ると、謄本を送ってくれます）
そして、この謄本、大抵４５０円なのです。
今までは、４００円の１枚と５０円の１枚で手数料２０円、合計４７０円で送ることができました。
ところが、今度はその手数料が１枚１００円になるのです。ということは今のままで送ると６５０円かかることに。
ちょっと、待ってください、小為替は５０円、１００円、２００円、・・・５００円、１０００円・・・とあるのですが、それなら、５００円のを１枚送ったほうが手数料１００円で計６００円。安くつくじゃないですか～。しかし、個人同士ならそれでいいかもしれませんが、役所となるとどうなのでしょう。多くもらっちゃうと困るのかしら、やっぱり。

まあ、それに関しては、別にいいですね。
お得に使うというのは、上に書いた、「ATMでの振り込み手数料１年間無料」という点。実はこれ、あまり知られていないようです。オークションなどをやっている人には朗報ですね。残念ながらインターネット取引に関しては今までどおりなので、我が家は恩恵は受けられませんが。（でも、もったいないから、わざわざATMまで行ってしまうかも。）

そして、もう１点、ゆうちょ銀行でおもしろいキャンペーンをやっています。
定額・定期貯金を新規に申し込むと宝くじがもらえます。今までも道銀などでよくやっていましたが、（道銀は２００万円でジャンボ宝くじ１０枚でしたので、ちょっとハードルが高かった）
１１月９日までですが、１年以上の定期貯金に１００万円預けると１枚２００円の宝くじが１０枚もらえます。金利は０．３５％でたいした高くないですが、北洋などの定期とほぼ同じなら、宝くじをもらえるほうに預けかえるのも楽しいかも。もしかして、普通預金にそのまま入ってて、特に使う予定はないんだけど、という方ならこの機会に定期にしてみてはいかが？
＊ちなみに、現在すでに定期・定額に預けてしまっている方の預け替えは無効と書いてあります。が！いったん下ろして、別の日にもう一度預けに行けばいいこと・・・と某郵便局員はもらしていました。





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