土曜日は大津祭の宵宮、昨日の日曜日は大津祭本祭でした。
うちから徒歩5分もかからないところで見事な曳山を観ることができます。
13の山をそれぞれの地区の人が曳いて練り歩きます。実は何千キロも重さがあるらしいです。宵宮ではそれぞれの地区に動かずにあるのですが、本祭はこれを曳いて、街中のいろんなところで所望が行われます。
で、昼頃にいったん駅前の大通りに集合します。この時間のこの辺りは人手もすごくて。大津にこんなに人が集まっているの初めて見たよー、と娘と話しながらブラブラしていました。
そして、曳山から厄よけのちまきや手ぬぐいが投げられるので、それを皆さん必死で奪い合い
正直、これは怖いです。こればかりは小さい子供がいようが何だろうが…。
運良く?自分の方に放ってくれたら逆に怖い。手を伸ばしたおばちゃんのフライングボディアタックをくらう可能性大です。
寄付をしていたり、知り合いが山に乗ってたりする地元の方のところにはちゃんと放ってくれるみたいですね。我が家も知り合いの知り合いから「孫が囃子手をするので、寄付したからたくさんあるの」と事前にちまきをいただきました。
これが囃子手と言われる人たち。男性のみですね。
結構小さい男の子もいましたねー。
なかなか皆さん、粋でかっこよかったです。
この曳山の通り道のお宅、昔ながらの町家と言われるおうちがたくさんあるのですが、このお祭り用に、二階の窓をこんなふうな作りにしています。ここまで飛び出してなくても、曳山を観られる作りにしているお家が本当に多いです。
これは特等席なんです。
曳山の高さがちょうど二階くらいになるので、この道を通る時に山が間近に観られますし、ちまきもほとんど手渡しに近い距離でいただけます。
ちなみにこのお宅には、白と赤の小さい旗みたいな目印がついています。これは「所望」が行われる場所ということです。ここのお宅の前で曳山が止まります。そしてお囃子のながれる中、乗っているからくり人形が動きだします。きっとたっぷり寄付しないといけないんだろーなー、なんて小市民な私は思ったりしてしまいます。
でも、年々曳き手なども減ってきて、運営も大変になってきているようですが、重要文化財の指定を受けるための動きも始まったようです。でもこういう伝統的なものは残ってほしいですね。
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