皆さん、お元気ですか?
暖かくなってきましたね。
5月15日は、京都三大祭りの一つ、葵祭の日です。
京都御所を出発した斎王代はじめ平安貴族の装束の行列が8キロに渡り市内を歩き、
下鴨神社を経て、上賀茂神社へ向かいます。それはそれは雅な総勢500人にもの大行列です。
今年は雨で一日順延し、16日の開催となりました。
平日ですし、スタートも10時半。子供を幼稚園へ送ってから行くとちょうどいいくらいの時間!これは行くしかないでしょう。
スタート地点の京都御所のあたりに事前に有料観覧席も買えますが、(2000円)まあ、とりあえず行ってみようということで、現地まで。京都駅で地下鉄に乗り換える前にトイレを済ませ(これ、重要です!最寄り駅のトイレは大行列でした)地下鉄で丸太町駅までは7、8分でした。駅を降りると、すでに人の流れができていましたので、なんとなくそれについて歩くこと5分ほど。京都御苑に着きました。9時50分。行列のスタートまでまだ30分以上ありましたが、場所の確保です。行列の通るところにずーっとひもが張ってあって、その外側に皆さん場所をとっていきます。
![IMG_0507.jpg](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/eef957c882c31f1cd1534ae86473be93/1337397482?w=150&h=131)
こーんな感じです。
この時間に行っても、私は2列目くらいのところ(座っていても見えそう)に場所がとれたので、そこに座ることにしました。よくわからないながらも念のために大きめのユニクロのビニール袋をたたんでバックに入れてありましたので、それを敷いて座りました。新聞紙を敷いていたり、そのまま砂利に座っていたりといろいろでした。座布団を持って行って、ビニールの袋に入れて座れば完璧だったのですが、惜しい!
![IMG_0514.jpg](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/eef957c882c31f1cd1534ae86473be93/1337397483?w=150&h=112)
スタートの頃には、後ろの方にもかなりの人があふれていました。
この情景は源氏物語にも登場するくらいです。
光源氏が行列に参加することになったため、正妻葵上と愛人六条御息所が行列見物に出かけるのですが、すごい人手で輿の場所とりで二方が争うことになり、六条の方が恥をかかされる、という件です。
![IMG_0517.jpg](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/eef957c882c31f1cd1534ae86473be93/1337397926?w=150&h=112)
次々と通り過ぎて行きます。
こちらは身分の高い女房ですね。ちゃんと日傘をさすお供がついていました。
その他、美しい牛車や斎王代の乗った輿などが通り過ぎて行きました。約1時間弱くらいかな。
![1e3c8076.jpeg](https://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/eef957c882c31f1cd1534ae86473be93/1337398671?w=120&h=150)
そんな中で、この人だけが平安朝ではない持ち物持参で歩いていました。さて、なんでしょう。
お掃除グッズが入ったカートを引いて歩いていました〜。
この前にはたくさんのお馬さんが通りますので。はい。お馬さんですから、ぽとんと落として行くこともあるんです。それをお掃除する係のようです。後ろの人が踏んだら困りますしね。
今年は、雨で順延だったので、旅行でいらした方は見られなかった、ということがあるかもしれませんね。
行列の範囲が広いので、結構な人出でもまあ、ばらけてそれなりに見られます。実際、当日ぶらっと、行列が始まる30分前に行った私でも楽しめましたから。ベストポジションで、すっごい写真を撮ろうと思ったら場所取りは大変でしょうが、そういう写真はプロに任せて(素敵な写真、たくさんネットにアップされてますしね)1時間、平安貴族文化を楽しむのもよいかと(^^)
5月は新緑がきれいで、京都観光にはいい季節だと思いますよ〜。
ではでは!
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