皆さん、ご無沙汰しました。
2月9日に札幌の父が亡くなり、16日日曜日の夜、帰宅しました。
闘病中に温かいお言葉をいただいたり、葬儀に際し過分なお心遣いをいただき、
ありがとうございました。
父は9年前に前立腺がんが発見されました。
発見された当時は、すでに骨転移も見られるいわゆる末期の状態でした。
転移があるため、すでに外科的手術も意味がないらしくホルモン治療のみ。
5年生存率は2割以下と言われ、個人差はあるが人によっては1年という人もいれば、もっと長く、という人もいると医師に告げられていました。
本人がそれをどのように受け取っていたかわかりませんが、日常生活には大きな支障もなかったため、始めの頃は仕事もしていました。
その後、9年。
ホルモン治療の効果がなくなると、抗がん剤治療をしたり(発病時は前立腺がんに関しては抗がん剤治療は保険適用外でしたが、年月が経って認可が下り、保険適用となりました)しながら暮らしていました。
去年の夏に私が帰省している時に、かかりつけの泌尿器科の医師に緩和ケアを勧められ、東札幌病院を受診することになりました。そして、そこが最期の場所となりました。
10月末に入院してから4ヶ月。調子のよい時もあれば、悪い日もありましたが、私が帰省しているクリスマスと、お正月は外泊で自宅で過ごすこともできました。
亡くなる前の週も家族でお見舞いに行けましたし、亡くなった当日も間に合いました。
札幌と京都という距離がある中で、親の死に目に会えるというのは幸運だったのだと思います。
私にも、皆さんから疲れが出ませんように、とお言葉いただきましたが、私の方は大丈夫です。
今週は入試や卒業式などの行事が入っていて、仕事もゆるめなんです。
では、雪のひどい地域の方々も、どうぞ気をつけてお過ごしください。
PR
無題
やさしい奥さん、子供、孫に囲まれて旅立たれて。
ちょっと早すぎたけど、幸せな最期だったのではないかな、と思いましたよ。
自分も親亡くなって思ったんだけど、法事ってよくできているなーと。
仏式に限って言えば、亡くなってお葬式もすんだら、すぐ初七日がきて、宗派によっては毎週法事が四十九日まであるし、で四十九日でしょ。
そして一息ついて一周忌。
悲しんでいる間がないというか、気が張っている状態ですよ。きっと悲しんでばかりいさせないという、ある意味の遺族に対する配慮なのではと思いました。
それが年が経って行って7回忌もすぎたころになると、逆に故人のことを忘れさせないための法事になっていくように感じたわ。
四十九日までが色々な手続きやらなんやらで、なんだか大変なんだわ。落ち着かないし。
お母さんも頼りにしていると思うよ。
離れていて大変だと思うけど、はるままもあわただしいとおもうけど、「ここを乗り切れば」だから。
頑張ってね。